BIOVIAオンラインセミナーシリーズ 第1回目となる今回は、「新素材を生み出す研究開発のためのマテリアルズ・インフォマティクス」をご紹介します。
BIOVIAは製薬、化学、材料分野の現場に特化したサイエンス・データ・マネジメント環境を提供しています。環境内の多彩なアプリケーションを使って研究、製品開発、品質管理、製造の各ステージで製品開発の加速化、生産性やコンプライアンスの向上、コスト削減などを実現します。
材料開発の現場において、これまでは大量の試作・実験と社内に蓄積された経験によって新素材が生み出されてきましたが、多くの「無駄」があり、時間とコストを要していました。近年では開発環境のデジタル化、「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」を取り入れることで、開発の「無駄」を減らして、新素材を効率的且つスピーディーに開発・商品化することが可能になりました。
MIでは、材料開発の現場従来の「経験」を中心とした開発から「データ」を中心としたアプローチへの転換を実現します。研究所の現場でデジタル化を推進することにより、材料開発の "順 "の方向(入力された材料に対して特性が計算される)を加速することは出来ますが、MIの目指す理想的なソリューションは "逆 "の方向(望ましい特性に対して材料を発見する)を実現することです。この理想的な形を実現するには、自動運転や検索エンジンなどの他のAI分野とは異なり、しばしばまばらで高次元の、偏った、ノイズの多いデータを扱うノウハウが必要になります。
BIOVIAはこの課題に対して、PC上で保存されて活用しづらい「非構造化データ」とデータベース上にある「構造化データ」をデジタル上で統合して処理するソリューションと高スループットのシミュレーション技術を組み合わせた、独自のソリューションについてご紹介します。
MIをこれから始めていくお客様に適したセミナーです。
ぜひこの機会にご視聴ください。
【BIOVIA - マテリアル・サイエンス オンラインセミナーシリーズ】
第2回目) マテリアルズ・インフォマティクス: データ基盤の構築
第3回目) マテリアルズ・インフォマティクス:構造化した実験データを使った最適配合の計算
第4回目) マテリアルズ・インフォマティクス:希望する特性に基づいた新材料のスクリーニング
第5回目) マテリアルズ・インフォマティクス:新素材の開発を支援するためのワークフローの構築