PEREIRA氏、ポルト大学工学部で機械工学の修士号を取得し、デンマーク工科大学で応用力学の博士号を取得しています。航空宇宙、風力エネルギー、医療機器など、さまざまな業界で10年以上の経験を持ち、シミュレーションとモデリング、バーチャル開発、デジタル化、バーチャルツインなどのテーマに取り組んできました。
現在は、Novo Nordisk社のモデリング・シミュレーション部門を担当しています。モデリング・シミュレーション部は、機械工学分野の知識の中心であり、複数のイノベーションプロジェクトや専門知識が開発されています。この部門で開発中の代表的なイノベーションプロジェクトは、医療設計プロセスを仮想化し、異なる設計エンジニア間で知識とスキルを民主化し、コンピュータ支援による最適化を可能にすることを目的とした「バーチャル開発」です。
デジタル・エンジニアリング・ケイパビリティの責任者であるGarcia-Urruchi氏は、2018年からジャガーランドローバーに勤務しています。彼は、インペリアル・カレッジ・ロンドンで機械工学の博士号を取得し、ロールス・ロイスplc.でプロとしてのキャリアをスタートさせ、17年間在籍しました。
ロールス・ロイス社では、CAD/CAEアナリストとしてロッキード・マーティン社のF35-LIGHTING II、ボーイング・ドリームライナーのトレント1000エンジン、エアバスA350のトレントXWBエンジンなど、数多くのプロジェクトに参加しました。その後、設計技術のグローバルチーフとなり、エンジニアリングのデジタル化を推進しました。現在は、ジャガーランドローバー全体のエンジニアリングツールセットの近代化を担当しており、航空宇宙業界で培った専門知識を生かしています。
現在、Ferrogalini氏は、エアバスグループに所属し、エアバスの全部門（民間航空機、防衛・宇宙システム、ヘリコプター）を対象としたDDMS（Digital Design Manufacturing and Services）プログラムの中で、モデリングとシミュレーションの分野におけるデジタルトランスフォーメーションをリードしています。これまでのキャリアでは、複雑な自動車のシステムエンジニアリング活動、特にスポーツカーや鉄道車両のシステム開発・統合に携わり、最近では航空宇宙システムにも携わっています。
彼は常に2つの軸で活動しています。継続的な改善を目的としたプロセス／メソッド／ツールのアプローチを開発し、他方では、運用面（プロジェクトの実行）で大規模なエンジニアリングチームを管理してきました。また、システムの運用分析や機能的・論理的アーキテクチャのためのMBSEモデルベースシステムエンジニアリングに重点を置き、モデリングおよびシミュレーションアプローチ（FEM、ビークルダイナミクス、CFD、音響）において幅広い経験を持っています。過去10年間においては、世界的な大手OEM企業2社（Alstom社とBombardier社）の鉄道産業部門において、同様のアプローチを導入し、関連する項目（プロセス、手法、ツール、トレーニング/コーチング、管理方法の変更）を開発してきました。
このような活動に加え、Ferrogalini氏は、システムエンジニアリングのソーシャルネットワークに積極的に参加し、INCOSEのMBSEワーキンググループに貢献し、多くのエンジニアリングスクールでシステムエンジニアリングとモデルベースドシステムエンジニアリングに関する講義を行っています。
2013年1月より、INCOSE CSEPの認定を受けています。
Karlsruhe Institute of Technologyで土木工学を学び、Technical University of MunichでCAEの博士号を取得した後、スタートアップ企業のFE-Design GmbHに入社し、経営陣の一員となりました。 Technical University of MunichでイノベーションとリーダーシップのパートタイムMBAを取得し、2013年にダッソー・システムズに買収された後は、グループ内でさまざまな管理職を務めました。2020年には、中央ヨーロッパのマネジメントに任命され、そのわずか1年後には、SIMULIA部門のグローバルマネジメントを任されました。
現在は、SIMULIA副社長として、またデュアル・リーダーシップの一環として、ダッソー・システムズのシミュレーション部門の技術営業、マーケティング、サービス組織をグローバルに担当しています。
SAPPIN氏は、自動車・輸送機器・モビリティ、3次元設計、バーチャルな製品開発・経験による改革における24年の専門知識を持っています。
2019年12月より、DASSAULT SYSTEMESのCATIAのCEOを務めています。
1995年にダッソー・システムズ（3DS）のCATIAの形状設計産業化
チームでキャリアをスタート。その後、3DSのインターナショナル・オートモーティブ・コンピテンシー・センターに入社し、ホンダ、フィアット、
BMW、クライスラー、PSAなどの著名な顧客と協力して、自動車のボディやスタイリングの分野における設計手法の変革を支援しました。
これらの経験を通じて、自動車業界と顧客のビジネスプロセスに関する深い知識を得ました。2011年には、メーカーやサプライヤーが消費者のために
新しいモビリティ体験を開発することを支援する、新しい定義の輸送機器・モビリティ産業の副社長に任命されました。
また、SAPPIN氏は、CATIAをリードし、代表するという新しい挑戦を心から楽しんでいます。
Roux氏は、 フランス、Cathalic Universityで語学を学び、Ecole Superieure de Commerceでビジネスの学位を取得。
1989年にCAD-CAM市場に参入し、セールスエンジニアおよびセールスディレクターとして、CncMachinesのComputer-Aided MachiningおよびShopfloorソリューションを販売しました。その後、1996年に製造プロセス・シミュレーションを専門とするTECNOMATIX社に入社し、英国とスウェーデンでマネージング・ディレクターを務めました。2001年、南欧・西欧担当のマネージング・ディレクターとしてExainに入社。2003年4月には欧州事業の社長に就任し、2014年にはExa社のグローバル・エアロスペース事業の責任者になりました。
2017年11月にDassault SystemesがExaを買収した後、2018年4月からは、SIMULIAのEMEAR / INDIAのセールスオペレーションを担当しています。
SIMULIAインダストリー・プロセス・サクセス・チームのリーダー。シミュレーションの分野で23年のキャリアを持ち、そのうち18年はDassault Systèmes社に勤務。それ以前は、Abaqus Inc.に在籍。ウィーン工科大学で機械工学の理学修士号を取得
CAEツールベンダーで約20年にわたり、数値解析エンジニアとして主に構造解析、流体解析の分野で製造業界のお客様をサポート。
2014年にダッソー・システムズに入社し、主に自動車OEM様でのプロジェクトに従事しています。
近年は同社が提供するプラットフォームを用い、CAEの観点からお客様の業務プロセスの改善に注力。
自動車の車両運動解析からキャリアをスタートし、自動車、建機、宇宙機器などを対象に、マルチボディダイナミクスを中心とした解析業務に従事。2017年にダッソーシステムに入社し、現在は、SIMULIA ブランドにて、マルチボディダイナミクスを中心としたプリセールス、サポートを担当。
以上、宜しくお願いします。
技術部CATIAエンジニアリング部門所属、CATIAエンジニアリング・インダストリープロセス・コンサルタント・スペシャリスト。 SFE CONCEPTのサービスエンジニア、および技術営業として5年の経験を持つ。SFE CONCEPTのスペシャリストとして、日本の自動車OEM各社のプロジェクトに参画。
商用車メーカーのパワートレイン部門でエンジンの強度・振動解析、燃料噴射/後処理の制御検証でキャリアをスタートさせました。現在は、SIMULIAブランドで大規模解析、コ・シミュレーション、アディティブマニュファクチュアリングなどのソリューションにフォーカスし、自動車、ハイテク、ライフサイエンス業界でプリセールスを担当。
