「接着現象の分子シミュレーション」
接着研究での分子シミュレーションの活用事例を、九州大学 山本教授より、ご講演頂きます。
このような方にお勧めします
Webinar
13:30-14:40
1. 接着現象の分子シミュレーション
九州大学 次世代接着技術研究センター
教授 山本 智 氏
概要:
接着現象を分子スケールで理解することができれば、理想的な接着界面を設計するための指針を得られるものと考えます。実験手法が進歩してきたとは言え、実験のみで詳細な分子描像を明らかにすることは簡単ではありません。
このような接着現象に対して分子シミュレーションは有効な手法であり、実験と相補的に活用することにより、接着現象の分子レベルでの理解に繋がるものと考えます。エポキシ樹脂を対象として、バルクおよび被着体界面における硬化過程に分子シミュレーションを適用し、不均一性や接着力との関係を明らかにしてきました。
これらの中から、全原子および粗視化分子動力学法を用いた最近の事例を紹介します。
15:00‐15:30
2. Materials Studioクラウド版紹介、デモ
ダッソー・システムズ株式会社
BIOVIA Industry Process Consultant
Senior Manager Abihijit Chatterjee 氏
概要:
ダッソー・システムズ社は、Materials Studioをクラウド環境で利用できる製品を発表しました。その最新情報を、デモを交えてご紹介いたします。サーバーマシン環境を自社で構築することが難しく、クラウド型のソフトウェアをご検討している方は、是非、ご参加ください。