CST STUDIO SUITEは3次元電磁界シミュレータを中心として、ケーブルハーネスやPCBなどの電磁界に関連する部品専用の解析ツールを合わせた、総合的なシミュレーションツールです。このウェビナーでは、効率的な5G Sub-6帯アンテナ設計についてご紹介いたします。
5Gをサポートする最初のスマートフォンが2020年春頃には市場に登場する予定
です。データ通信の高速化・大容量化及び低レイテンシーによるリアルタイム・
インタラクションは、ユーザーにとって大きな魅力となります。無限の可能性を
秘めている5Gの普及は私たちの生活の利便性を劇的に向上させ、企業の生産性を
アップさせるでしょう。その一方、5Gのアンテナ設計に求められる技術要求はエ
ンジニアにとって挑戦的な課題となっています。
5Gの新しいスマートフォンは4G世代以前の通信形態や機能を継承しなければなりません。そして現状のWiFiやGPS機能も必要で、さらに新しく追加された、Sub6・ミリ波の周波数帯をサポートも必要です。これらにより、実装密度がさらに高まり、4G世代のアンテナは再利用ができない状況となっています。すべて
において再開発・再設計が必要なようです。そのような課題に対して、効率の良い設計環境を構築する必要性が求められます。Dassault Systèmes Simulia CST Studio Suiteではアンテナの自動設計から、システムアッセンブリモデリングによる3D電磁界解析、アンテナ整合回路の最適化を含め、スマートフォン全体のみならず、人体からの影響を含めた解析が可能なトータルソリューション環境を提供します。このWebinarでは次世代の5Gスマートフォンについて述べ、エンジニアによるSub6アンテナ設計について具体的なワークフロについてご紹介します。
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日本語による解説 : 株式会社エーイーティー 技術部 上田千寿